2012/09/21
モータウン・レーベルの大御所スモーキー・ロビンソンが、現在、スペイン語のアルバムを制作中であることをビルボードに明かした。製作中のアルバム『スパングリッシュ』は、2009年の『タイム・フライズ・ホエン・ユーアー・ハヴィング・ファン』以来の作品となる。
「4、5年前からスペイン語を勉強していて、今スペイン語の曲を作っているんだ。スペイン語と英語の混ざったレコードで、伝統的なラテンの曲もやるけど、オリジナルもたくさんやるよ」とロビンソン。しかし、“まだリリースを期待しないように”とクギを刺しており、「素材を集めている段階で、まだスタジオ入りもしていないんだ。今年は旅行やコンサートでひどく忙しく時間がなかったから、いつになるか分からないよ」と話している。
年内はまだ11月まで公演の予定があるが、モータウンの副社長だったロビンソンが家庭や職務に専念するためにとの理由でミラクルズを離れてから、今年は40年目に当たる。
「40年だなんて信じられないよ。あっという間のことだったからね。時間は過ぎて行っても、たいして昔のことには思えないんだ」と話すロビンソン。実際のところ“引退”は1年しか続かず、1973年には初のソロアルバム『スモーキー』をリリース。その後20枚以上のアルバムをリリースし、「クルージン」、「ビーイング・ウィズ・ユー」、「ジャスト・トゥ・シー・ハー」のトップ10ヒットや、リック・ジェームス、ドリー・パートン、ケニー・G、ザ・フォー・トップスとのデュエット曲もリリースした。
ロックンロールとソングライターの2つの殿堂入りをしたロビンソン。「僕は本当に幸運で恵まれているよ。長い間ずっとこの業界でやってこれたし、未だに残っていられるのは神が支えてくれているからだと思う。世界中どこに行っても、コンサートに来てくれる人たちが大勢いるしね」と語っている。
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